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2024/04/15

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写経とは、申すまでもなくお釈迦様がお説きになったみ教えが書かれている、いわゆる「お経を自らの手で写すことであります。
写経の歴史は古く、印度・中国では勿論のこと、日本に於いては天武天皇の白鳳二年(六七四年)に「書生を集めて一切経を川原寺に於いて写さしむ」と日本書紀に出ているのが最古と云われています。その後、写経所が設けられ写経が非常に盛んになり、その時代時代の写経が数多く遺されています。
写経にはおおよそ二つの目的の異なるものがあります。一つは、経典の保存や読誦・修行のために行うもの。もう一つは、諸祈願を込めて寺院等に奉納するために行うものであります。前者は概ね、専門家の手に依って行われて参りましたが、後者の、祈願のための写経は広く行われてきました。特に最近、一般の人々の間に写経が深く浸透しつつあることは誠に喜ばしいことと思います。
写経の功徳に就いては諸経に説かれています。禅宗で日頃読誦するところの「金剛般若波羅蜜多経」の中にも「復た人有りて、此の経典を聞きて信心迷わざれば、その福、布施行に勝る。何ぞ況や書写し、受持し、読誦し人のために解説すれば、須菩提(弟子の名前)よ、要を以て是を言えば、この経不可思議不可称量無辺の功徳あり」と説かれています。もっと云えば中国唐代の三蔵法師玄奘が般若心経を 訳して以来、中国日本を始め各国でどれだけの人が般若心経を誦し、書写しただろうか、憶、兆の人ではないでしょうか?
その思いがこの「心経」の中にあると信じます。
これをみましても写経の功徳が如何に広大であるかが解ります。

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